3月に行った初めての採卵直前、不妊治療クリニックの個室ベッドで
ノートに書き続けたものをほとんど原文のままこちらでお伝えすることにしました。
小見出しは記事にする際につけました。
必要な方にお届けしたいと思っています。
3回に分けて掲載しています。今回は2本目です。
せまってくる、本番時刻
不安な気持ちをせめてやわらげようと、必ずやわらげるきっかけになると信じてメモを取り始めた。持ってきて良かった。スマホメモでなければ電磁波も気にならないし、人目もないからベッドの上で、自分だけの2畳半くらいのスペースで書けている。幸せだ。(AM8:58)
リラックスミュージックも流れている。あとはYouTubeでヨガの先生に習った深呼吸をすることだ。ベッドの上で、道具なしでできる、リラックス法。
採卵の前には手洗いを済ませることになっている。ナースが順番に声をかけてくれるらしい。それまで少し、横になる。(AM9:03)
AM9:12 トイレに行くよう言われて、AM9:14 待機。
もう呼ばれる。
Aの人が呼ばれた。腰までの肌着のみ専用着の下に着ていられるから、カイロを貼ってきて良かった。正解だった。
時間通りだ。「AM9:15から順次声をかける」とナースがAベッドの人に言っているのが聞こえてたから。
採卵は5分位で終わると聞いているけれど…
ドキドキ。あとは呼ばれるまで深呼吸のみ。鼻呼吸。(AM9:18)
Aの人が採卵を終えて帰ってきた。ナース「お疲れ様でした〜」(AM9:19)
Bの人が呼ばれた。(AM9:22)
わたしは首のストレッチや体側を伸ばしてリラックス。呼吸が少しでも入りやすくなるように。
Bの人が帰ってきた。(AM9:28)
怖い。痛そう。どうしよう。怖い。でも、大丈夫。大丈夫だ。絶対に。院長先生が採卵してくれる。(AM9:30)
初めての採卵が終わった
今、涙があふれてくる。(AM9:37)
厳重な管理で、プロの技で、徹底して、すばやく院長先生が左の卵胞から1つ、卵をとり出してくれた。
その部屋の中ではナース2名、すぐ隣に培養室の人たちが数名見えた。
部屋は暗く、わたしが横になるところやモニターや先生たちの手元が照らされているのみ。いわゆる、手術室。
緊張したけど、本当に一瞬で、一切の迷いもなくすすめる先生。
院長先生「ちくっとしますよ」 その時は「ウッ」という痛み。
「右を見れたら、モニターで採卵の様子を見れますよ」とナース。横になりながら顔だけ右側を向けると、黒く映っている卵胞に針が入り、そこで何か(卵子)を注入する様子を見ることができた。
その後は、右側にも卵胞があるか見てくれたけど多分採れる卵がなかったんだと思う。
止血のガーゼを入れてもらい、先生が背中を、ナースが前から支えてくれて起き上がり、その部屋を出た。
出口からは別のナースに支えられてCベッドへ。そして、涙があふれてしまった。
院長先生の卓越した技術、これまでの努力。感謝の思いだった。
ー つづく ー
※ここで記述する内容は、見聞きしたことを含めわたしが経験したことを基に書いています。医療や治療の専門的なことはご自身でお調べいただくようお願いします。
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