【働きながら不妊治療】移植を経験して気がついたこと
華子(カコ)です。
初めて新鮮胚移植をした今年3月のことを振り返ってお伝えしています。
前回の続きとして、初めての移植当日に手書きでノートに書いたメモをもとに記事にしています。
必要な方や興味を持ってくれた方のお役に立てるように発信したいと思います。
移植当日、12:35に受付、それから培養士による説明を受け、
ナースセンター(プライベート空間のある安静室)に呼ばれたところからの記録からはじめます。
培養士の説明から1時間後には移植終了
13:13 ナースセンターへ。採卵の日はA~Fベッドまである内、Cベッドだった。今日はDベッド。
初めにクスリの説明。今日から12日間、妊娠の確率を上げるために子宮内膜の状態を手助けするクスリを飲み続けるとのこと。まれに激しい吐き気をもよおす人がいる。その時は無理に飲まず、クリニックへ電話すること。
採卵のときより気持ちは落ち着いている。
この個室の使い方、ナースセンターの様子にも慣れた。なんでも初めてじゃなくなると良くも悪くも慣れる。怖くなくなる。なんて単純なのだろうと思う。
ここまで来たら、逃げもキャンセルもできない。進むのみ。
採卵のときと同じように、院長先生とあとは卵と体に任せるのだ。祈ることも必要だし、自身の努力もまた必要だ。その両方が必要だ。
トイレに行ってから、事前にもらっていた『採卵・移植時の注意事項』を読む。
怖さは少し減った。受精が確認できたことによる安心感もあるだろう。採卵前は、状態がいいのか悪いのかもわからないから。それでも採ってもらわないといけないのだから。
Aベッドの人が直前のお手洗いを案内されている。自分ももう少しだ。少し、横になる。(13:28)
13:32 すぐに次の人にも声が掛かっているのが聞こえたから起きた。
採卵の日もそうしたが、安心のためにユーカリとラベンダーのオイルを持ってきた。ユーカリオイルをマスクに2滴。いつもの香りで安心する。もう少しでトイレに行くように言われるからそれまではリラックスヨガをしておく。深い呼吸。妊婦になっても母になっても必要だろう。
13:40 トイレを済ませた。衛生用のシャワーキャップを被って、あとは待つのみ。
13:44 Bベッドの人が手術室から戻ってきたのがカーテン越しにわかった。Aの人はすでにナースセンターを出たよう。今日は内診もないらしい!?びっくり。次の通院は12日後との案内。初めにクスリをもらったとき、わたしもその日に何時でもいいから自分でウェブ予約しておいて、と言われていた。
13:45 Cの人が呼ばれた。
13:49 Cの人が戻ってきた。次は自分だ。耐える。
13:55 移植が終わってベッドに帰ってきた。
4つの核がある卵を、培養士さんがチューブのようなものに入れるところから始まった。顕微鏡(のようなもの)を覗き込みながらシャーレ(のようなもの)の中にある卵を吸い上げ、わたしの名前を声に出して読み上げ、院長先生と確認。吸い上げた器具ごと先生に渡したら、管をたどってお腹の中に卵をおいてもらった。横になりながら、その瞬間をエコーで見た。写真でもくれた。
一瞬だった。そして10分間の安静時間のみとのこと。
13:58 5分だけ横になる。
14:05 ナース「安静終わりでーす」と。結果票をもらって少し説明を聞く。
14:15 会計終了。事務の人たちがフロアを掃除してくれていた。これまでこの時間に通院したことがなかったから知らなかった。感謝。
14:18 夫と母に移植が終了したことを連絡して、これから帰る。
初めての移植の日にやっと気づいた
先述したとおり、移植の直前は採卵直前と比べたら恐怖は減り、
落ち着いた気持ちで過ごしていました。
その中で、移植後は内診もしないこと、12日後の妊娠判定日までは
特に通院の必要がないなどの説明を聞きながら思ったことがあります。
その時に書き留めたメモです。
「体外受精」ってものすごくハードルが高くて、とにかく怖いもの、本当にその手法しか残されていない、重症で、ごくごく限られた人が選ぶものだと思い込んでいたけど、実はそんなことないのではないか。もちろん、クスリ、診察、手術と超えるものは沢山ある。けれど、もっともっと、得体の知れない何かだと思っていた。でも、そんなに敬遠するものでも警戒するものでもないのかもしれない、と思えてきた。
移植の後は自然妊娠と全く同じことになる、というレクチャーも直前に聞いた。これまでこうした知識がなさすぎた。無知は本当に怖い、とはこういうことにも言えるんだな。
わたしの場合は、不妊治療クリニックの通院を決断するまでにかなりの時間を要しました。
不妊治療するか悩んでいる方にとって、このことが参考になれば嬉しい。
そう思っています。
※ここで記述する内容は、見聞きしたことを含めわたしが経験したことを基に書いています。医療や治療の専門的なことはご自身でお調べいただくようお願いします。
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